18年度卒業式 500名の若人、第2のステージへ


2018年度の卒業式が3月8日、さいたま市民会館で開かれ2017年4月、7月、10月生約500人の卒業生が参加。進学や就職と進路は様々であるものの真剣な眼差しで式に臨みました。日本語能力試験(JLPT)N1,N2合格者や出席率100%(皆勤)の学生に表彰状も授与され、于歓さん(国籍・中国 男子)が出席率100%、N2合格でダブル受賞しました。

中国の于歓さん、JLPT、皆勤をダブルで受賞

式では、日本語能力試験N1、N2合格者、出席率100%の卒業生に表彰状が授与され、日本語能力試験で16人、出席率100%で10人の学生が授与。このうち于歓さん(国籍・中国 男子)は、出席率100%と日本語能力試験N2合格とダブルで受賞しました。

  

  

 初心忘れず、夢を忘れず

一方、送辞や答辞に先立ち、鈴木浦和校校長は挨拶で「浦和国際学院を卒業してからが皆さんの本番です。進学や就職など進路は様々ですが、日本語を使って本番にむかい頑張ってください。ハスの花のように大輪の花を咲かせてください」。また米山学院長は、「人生で大切なことは誠実に生きること。私たちの学校で学んだ日本語を積極的にライフステージで生かしてください」と日本語学校で勉強した意義を強調しました。

来賓挨拶では、穂坂学校法人医療アカデミー理事長が「ここで学んだ基礎をしっかり生かし未来に向かい素晴らしい人生を歩むようお祈りします」。丸山埼玉新聞社顧問は、「初心忘れずで、『日本語をマスターし何かをやろう』との夢を忘れず、第二の人生を精進してください」と述べました。

 

 会場にはスーツ姿のほか、母国の民族衣装で着飾った卒業生も目立ち華やかな雰囲気。卒業生は式終了後、卒業証書を手にクラスメイトや先生方と記念撮影するなど、日本語学校の思い出づくりに余念がない様子でした。

 

 

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